十四世本因坊跡目 秀策って?

本因坊秀策と、ヒカルの碁ではいってましたが、正確には、十四世本因坊跡目秀策と
いうように「跡目」がはいるのが正しいようです。
本因坊道策によって近代囲碁がはじまり、秀策によって近代囲碁が完成したとも
いえるとのこと。


十四世本因坊跡目 秀策の棋譜からです。

vs 太田 雄蔵 1842年08月13日(天保13年)
vs 太田 雄蔵 1843年 9月 2日(天保14年)
vs 伊藤 松次郎 1844年10月19日(天保15年)
vs 本因坊 丈和 1846年 2月13日
vs 井上因碩 1846年07月20日 耳赤の一手
vs 本因坊 秀和 1846年 9月 3日
vs 坂口仙得 1846年12月19日(弘化3年)
vs 関山 仙太夫 1851年 6月 3日(嘉永4年)
vs 太田 雄蔵 1853年 3月 7日(嘉永6年)
vs 海老澤健造 1859年10月 1日(安政6年)

vs 伊藤 松和 1844年10月18日(天保15年) 伊藤 松和の棋譜にLink
vs 本因坊 秀和 1846年10月21日(弘化3年) 本因坊 秀和の棋譜にLink
vs 本因坊 秀和 1851年10月28日(嘉永4年) 本因坊 秀和の棋譜にLink
vs 村瀬 弥吉 1857年12月06日 本因坊 秀甫の棋譜にLink
vs 村瀬 秀甫 1861年 9月 3日 本因坊 秀甫の棋譜にLink

御城碁シリーズ:
vs 安井 算知 1849年11月17日(嘉永2年) 御城碁デビュー
vs 坂口 仙得 1849年11月17日(嘉永2年)
vs 伊藤松和 1850.11.17(嘉永3年) 4局目
vs 林 有美 1861年11月17日 御城碁土つかずの19連勝

1846年7月20日、21日
秀策(黒) vs 井上 因碩
秀策 2目勝ち

出典:古典名局選集 秀麗秀策 福井正明 著

vs 井上 因碩

「ヒカルの碁」で、囲碁を再開したことから、本因坊秀策の棋譜からまずはひとつ。
耳赤の一手とよばれた、妙手がでた局です。

127手目が耳赤の一手だそうだけど、正直なところ、そこまでいい手なのか、私の
レベルではわかりません (_O_)(2003.09.09)

ちなみに、「ヒカルの碁 129局 もどって来い!」で
「ここの佐為の一手 上下左右… 八方をにらんだすげぇ手だ」
といっている手だと思われます。

古典名局選集 秀麗秀策 福井正明 著
        特記することは、「この碁は長い間、黒三目勝ちとされていたが、実際は
        二目しかちがわない。」とのこと。

1849年11月17日
秀策(黒) vs 安井 算知
秀策 11目勝ち

出典:古典名局選集 秀麗秀策 福井正明 著

vs 安井 算知

秀策の御城碁デビュー戦です。

御城碁って、江戸時代の年1回の公式戦で、公式戦はこれしかなかったようです。

1861年11月17日
林 有美 vs 秀策(白) 
秀策 中押し勝ち

出典:古典名局選集 秀麗秀策 福井正明 著

vs 林 有美

秀策の御城碁土つかずの19連勝の最後の棋譜です

1842年 8月13日(弘化4年)
安田 秀策(黒) vs 太田 雄蔵
安田 秀策 5目勝ち

出典:古典名局選集 秀麗秀策 福井正明 著

vs 太田 雄蔵

太田雄蔵は、天保四傑といわれるが、これに疑問をなげかける林裕氏もいる。
なお、秀策はこの太田雄蔵を苦手としていたといわれる。

1846年 2月13日(弘化4年)
桑原 秀策(黒2子) vs 本因坊 丈和
桑原 秀策 中押し勝ち

出典:日本囲碁大系 15 秀策

vs 本因坊 丈和

秀策と丈和のただひとつ残っている1局。段位では2子だが、実力で2子は手合い違い
だとのこと。

1851年 6月 3日(嘉永4年)
本因坊 秀策(白) vs 関山 仙太夫
本因坊 秀策 中押し勝ち

出典:日本囲碁大系 15 秀策

vs 関山 仙太夫

関山 仙太夫は徳川囲碁史を通じての最強のアマとのことだが、当時はプロとアマの明確
な区別はなかったとのこと。丈和2子局で打ってもらい1目勝ったところで、五段の免
状を希望したが、素人に五段の免状を渡すのは前例がないということで、三段でどうか
といったところ、仙太夫が辞退したとのこと。それで、生涯初段で通したとのこと。
ただし、五段格であることは自他ともに認めていたので、誰とでも五段の手合いで打っ
ていたとのこと。

1846年 9月 3日(弘化4年)
桑原 秀策(黒) vs 本因坊 秀和
桑原 秀策 中押し勝ち

出典:日本囲碁大系 15 秀策

vs 本因坊 秀和

右下黒とられたが、右辺から中央に伸びる白をとってしまった部分と、やはり、コウが
多い。

1850.11.17(嘉永3年)
秀策(黒) vs 伊藤松和
秀策 3目勝ち

出典:囲碁名勝負100番 田村竜騎兵著

vs 伊藤松和

秀策が一番苦しめられたという局。
コウで勝負をかけて、局面を打開している。

1849年11月17日(嘉永2年)
秀策(黒) vs 坂口 仙得 
秀策 中押し勝ち

出典:棋聖 本因坊秀策 樫本清人著

vs 坂口 仙得

秀策御城碁2局目
5手目のカカリが左下にくると、右下は1間に高くしまるのがいいらしい

1853年 3月 7日(嘉永6年)
秀策(黒) vs 太田 雄蔵
秀策 中押し勝ち

出典:棋聖 本因坊秀策 樫本清人著

vs 太田 雄蔵

本因坊秀和評:
この局黒番の打ち回し巧妙。
黒41善し。
黒95はコウ争いの禍根を絶ち味わうべき手である。
ということだが、打ち回しが難しすぎてよくわからん (^^;;

1844年10月19日(天保15年)
秀策(黒) vs 伊藤 松次郎
秀策 中押し勝ち

出典:本因坊秀策全集 第1巻

vs 伊藤 松次郎

下辺からタケフになっているけど、そこが両のぞきの愚形になっていて、この場合は
いいのかなと思いつつよくわからない。

1843年09月02日(天保14年)
秀策(黒) vs 太田 雄蔵
秀策 2目勝ち

出典:本因坊秀策全集 第1巻

vs 太田 雄蔵

1846年12月19日(弘化3年)
秀策(白) vs 坂口仙得
秀策 中押し負け

出典:本因坊秀策全集 第二巻

vs 坂口仙得

よくわからないけど、結果として、52手の切りがいけなかったのかな。
下辺いきるだけなら、つらそうだけど。

1859年10月 1日(安政6年)
秀策(白) vs 海老澤健造
秀策 7目勝ち

出典:本因坊秀策全集 第四巻

vs 海老澤健造

海老澤健造は後の方円社社長岩崎健造。
ぜんぜん、石の流れがよめなかった、唯一わかりやすかったのは、コウ争いの
コウだてを含んだところ。

大正時代以前の棋譜
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